ニコンがアクションカメラ市場に参戦
一眼レフで有名なカメラメーカー ニコンがアクションカメラ市場に参戦しました。
ニコンが発売したアクションカメラKeyMissionシリーズ,360/170/80と3台あり、数字はカメラの画角を表していて、KeyMission 360 は全周画像が撮れます。
KeyMission 170は前方目一杯、言うなればGoProのようなスタイルです。
Keymission 80は片手で扱えるお気軽アクションカメラといったところ。
Keymission 80を購入してみました。
台湾旅行の際に、iPhoneではなく、気軽にスナップが撮れるカメラがあればなーと思っていた中、Nikon 防水ウェアラブルカメラ KeyMission 80を見つけて衝動買い。
特にルート撮影として、一定間隔で勝手に写真を撮ってくれるインターバル撮影機能。
あと、この手のカメラにありがちなタイプと異なって小さいながらもモニタが搭載されていたこと。
台湾ではバックパックで移動する予定なので、バックに取り付けてのインターバル撮影・保持スタイルは完璧!
インターバルも、おそらく「山のふもとから山頂まで何時間ぐらい」というのを元にする為なのか、総撮影時間(ルート時間)を定めるとその間の等間隔で計100枚を撮ってくれる。
ルート時間を短くすれば撮影間隔は狭く、長く設定すれば撮影間隔は広がります。
意外と数分ごとに1枚とかにすると、やたらめったら撮ることにもなり兼ねず、この辺りの緩めの設定はいい感じです。
性能上の誤算
ただよくよく見ると誤算もありました。
- そのルート撮影期間中はAFが効かず固定焦点で撮られること。
- マクロ機能がなかったこと。
- ストロボ代わりのLEDが備わってますが、それがAF補助光も兼ねているようで、意外と撮影前に明るいということ。
実写レビュー
で、使ってみた結果はどうだったかというと。。。
簡潔に言うと、コンセプトはいい、凄くいい。
操作性もイメージしたのとズレなく、速写性に優れてる。 だからこそ、1点だけが惜しい。
それはマクロ撮影が出来ないということ。
CM画像にもあるように、お!と思って見つけたものを素早く撮るというのが狙いだと思うんです。
そうしたコンセプトが具現化されている操作性・デザインはいい。
でも人は興味があるとそこに寄ります。
その上で、この機種は液晶モニターは小さく、ほぼ構図確認だけに近い。
だからこそ、後で見返してピンボケだとかなりガックリしてしまう。
簡潔に扱える機械こそ高性能でないと。
案内板、アイス、最後のメニュー写真とかはハッキリ写って欲しかった・・・
必須で欲しい機能はマクロで、細かい要望は多々あります。
- バックパックの肩紐につけてルート撮影を行う際に水平が歪む。
- これは性質上仕方ないかもしれないけど、取り付け時に鏡の前で何度も担いで位置確認が必要になる。 簡素化するためにもホルダーなどに水準器を組み込んで欲しい。
- それでいうと、ホルダーの角度調整機能が欲しい。 今のホルダーだとバックパック専用で少なくともメッセンジャーバックには使えない。(全ての写真が水平がない斜めの写真になる)
- もしくは更に広めに撮影して、ある程度の角度は斜めに取られた写真も自動的に水平になるようにトリミングするとか。
- 本体とホルダーに電気接点を設けてホルダーがバッテリー内蔵とかならいいのに。そうすれば撮影中もバッテリーを気にせず充電しながら撮影できる。
第2弾が出たらそのあたりに期待したいなー。
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