移動の飛行機の中を中心に、機内放送、または家で撮りためた録画番組や配信サービスで事前にiPhoneへレンタルして楽しんだ映像をレビューしています。
注意:基本ネタバレです。また驚くほど陳腐な感想しかありません(笑)
今回はほぼ邦画と言っていいんじゃない?というぐらいに公開時に吹替に力が入った洋画です。
美女と野獣
(2017年 アメリカ)
名作ディズニーアニメ「美女と野獣」を、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン主演で実写映画化。「ドリームガールズ」のビル・コンドンがメガホンをとり、呪いで野獣の姿に変えられた王子と美しく聡明なヒロインのベルが惹かれ合っていく姿を描く。魔女に呪いをかけられ、醜い野獣の姿に変えられてしまったひとりの王子。魔女が残していった1輪のバラの花びらがすべて散るまでに「真実の愛」を見つけなければ、永遠に人間に戻れなくなってしまう。希望をなくし失意の日々を送っていた野獣と城の住人たちの前に、美しい町娘ベルが現れる。自分の価値観を信じて生きるベルは、恐ろしい野獣の姿にもひるまず、彼の持つ本当の優しさに気づいていく。王子役をテレビシリーズ「ダウントン・アビー」のダン・スティーブンス、町一番のハンサム男ガストン役を「ホビット」シリーズのルーク・エバンスがそれぞれ演じるほか、燭台のルミエール役でユアン・マクレガー、時計のコグスワース役でイアン・マッケラン、ポット夫人役でエマ・トンプソンが出演。
ちょうどMovieNEX の発売が発表されましたね。
アニメ版と実写版を合わせた豪華な仕様から、単体発売もBlu-ray 3D付スチールブックやBlu-rayだけのものまで様々なパッケージが発売されます。
全品、2017年10月4日発売です。
特製ポーチ付きは既に売切、プレミア価格に発売前からなってたりしますが・・・
お話自体はほぼディズニーのアニメ版と大差ないですね。
いい映画でした。
プリュメットという鳥型のハタキでルミエール(燭台)の恋人というキャラクターなんていたっけ?と思ったら、アニメ版ではモップだったというのは後で調べて気づきましたが。(笑)
機内放送の特殊事情
今回、ちょっと機内放送で見たのは後悔しています、いい映画だっただけに。
① 映像が機内モニターで見るには明暗の繰り返しが多い
今回、機材繰りの関係なのか、B787の予定がB767-300ER(214席仕様)になりました。
ちょっと古めの機材なので前方のモニターが小さめ、かつ、そこまで解像度がなかったんですよね。
シート[国際線]|Service & Info[国際線]|ANA
その為、暗いシーンは何が写っているか分からず、モニターの明るさを最大に。
すると、明るいシーンは白トビしてしまったので、モニターの明るさを落として。
常にモニター横の明暗ボタンを繰り返して見ている状態で少しストレスに。
最新機材のB787だともう少し違ったのかも知れませんが・・・。
② 吹替音声が日本公開版と異なる
この美女と野獣といえば、エマ・ワトソンというよりも、日本では昆夏美*山崎育三郎の「プレミアム吹替」が大々的にプロモーションされてましたね。
これが見れる!と思って期待していたのですが、どうも記憶の中にある山崎育三郎さんの声と違う。
決定的だったのは、 公開時に色々な音楽番組で披露していた主題歌「美女と野獣」がそのデュエットではなく、機内放送の吹替ではポット夫人役の人が1人で歌っていたということ。
機内放送は日本公開前に使用されることや権利の関係なのか、日本公開時の吹替版が使われないことが多々あります。*1
また気になったので詳しく調べて見ると、2012年の情報では機内放送はそれを受け持つロサンゼルスの会社があり、そこが独自に実施しているという情報も。
航空トリビア (19) 機内映画の吹き替えが変な理由 | マイナビニュース
まぁ、さすがに「美女と野獣」はミュージカル映画なので、皆さんいいお声で、そのポット夫人の歌う主題歌「美女と野獣」も結構良かったです。
でも、プレミアム吹替を楽しみにしていたのに10/4まではお預けですね。( ̄▽ ̄)*2
ポット夫人の美声が聞きたい方はANA国際線へ w。
少なくとも8月までは機内放送で取り扱われるようです。
謎の吹替で見たもう1つの映画
そういえば、このことで思い出したのですが、おそらくコレも機内で見たのは謎の吹替でした。
ラッシュ プライドと友情
(2013年 アメリカ)
「ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督が、1976年のF1世界選手権を舞台に、2人の天才ドライバー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントの戦いと絆を描いた。76年のF1チャンピオンシップで、フェラーリのドライバーとして快調なレースを続けていたラウダは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催された第11戦ドイツGPで大事故に見舞われる。奇跡的に6週間で復帰を果たしたラウダだったが、ライバルでもあるマクラーレンのハントにポイント差をつめられてしまう。チャンピオンシップを競う2人の決選は、富士スピードウェイで行われる日本での最終戦に持ち越されるが……。ハント役には「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワース、ラウダ役には「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュールが扮する。脚本は「フロスト×ニクソン」のピーター・モーガン。
今でも覚えているんですけど、機内で見た時にものすごく変な言い回しや棒読み、説明口調に近くて、ものすごく違和感を感じたんですよね。
何故か日本語音声はあるけど、日本語字幕はなく、内容は気になっていた映画だったのでそのまま見ましたが。
その後の日本公開時にアナウンスされたのは、日本公開時の吹替は Kinki Kidsのお二人がするということでした。
- KinKi Kids、F1映画「ラッシュ/プライドと友情」日本語版の声優を担当 【 F1-Gate.com 】
- KinKi Kids、映画「ラッシュ/プライドと友情」にイメージソングを提供 【 F1-Gate.com 】
公開時にTVで一部が宣伝に使われてましたが、感想はこんな感じ。→ ( ̄_ ̄)
洋画を劇場で見る場合は、基本的に字幕版と決めているので、無関係といえば無関係で気にしなければいいんですが「・・・何故そうなった・・・」と思った映画でした。
権利の関係か、ネットや配信ではKinki Kids版を見ることはできませんが、販売されているDVD・Blu-rayなどでは聞くことが出来ます。
酷評されたからなのか、 DVD/Blu-rayには別の声優版も収録されています。
この吹替版とも違ったんですよねー、機内で見た吹替版は。
別にもう1度聞いてみたいとかではなく、(日本公開版以上に) 聞けたもんじゃなかったので何故あれでいいと思ったのかが謎。
ホントにあれは何だったんだろう?( ̄▽ ̄)
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