富士山静岡空港にフードコートがオープン
12月6日にターミナルビルの拡張・リニューアル工事中の富士山静岡空港に、新たにフードコートがオープンしました。
現在、以下の飲食3店舗とドラックストア(マツモトキヨシ)が並んでいます。
2月にも追加オープンがあるようですが、先行してオープンしたお店を楽しむ為だけに静岡空港に行ってきました。
場所は2階、出発階
場所としては2階の出発ロビー。
当初の静岡空港の配置で言えばおみやげ屋さんがあったところが丸々フードコートになっています。
飲食店は全て静岡県内企業、エライ!
何気にすごいと思うのは2月に出展を予定している「パスタ一丁目」を含めた4店舗とも静岡県内の飲食店だという気の入れようですね。
ビールも県内産・静岡麦酒。
そして、こだわっているのは生ビールも静岡県産ということ!
サッポロビール静岡工場(焼津市)で地元の飲食店にのみ卸されている「静岡麦酒」の生ビールが各店舗から販売されています。*1
ちなみに、本来は生ビールサーバーのみの「静岡麦酒」ですが、年に1、2回だけ数量・期間限定で缶ビールが販売されています。
静岡限定ビール「静岡麦酒(しずおかばくしゅ)」缶 年末に向けて数量限定発売(2018年9月21日) | ニュースリリース | 会社情報 | サッポロビール
フードコートの向かいにある静岡空港のお土産物店「しずおかマルシェ」にも売っています。(就航先・沖縄のオリオンビールも・・・)
浜松餃子の石松餃子
宇都宮と(何故か)日本一を競っている浜松餃子の元祖とも言える「石松」。
浜松市の本店とJR浜松駅と新東名・浜松SAと静岡県西部に偏っていたので、実は静岡県中部の初出品店が富士山静岡空港店です。
ちなみに、静岡県内では西部以外の初出店ですが、何故か県外のナンジャ餃子スタジアム店(池袋)、ららぽーと新三郷店(埼玉県)にも支店があります。^_^
本来は円形に丸いフライパンで焼かれて真ん中に茹でモヤシというのが浜松餃子のスタイルですが、静岡空港店では普通に皿に並べられて10個600円から用意されています。
(茹でモヤシは添付)
キャベツたっぷり、ニンニク少なめの何個でも食べれそうなアッサリ味は浜松餃子の典型です。


10個600円というのは浜松店と同じ価格で空港価格などではありません。
また静岡麦酒・生ビール+餃子5個+枝豆で980円のセットもあります。
お持ち帰り餃子は既に焼いてある餃子のみの模様で、お土産屋さん「しずおかマルシェ」にも持ち帰り用の冷凍餃子などは売っていません。
つまりは県外の人がお土産に持ち帰るというよりも、旅行から帰ってきた静岡県内の人がその日のおかず用に買っていくのを想定しているようです。
国内線に持ち込んで餃子テロというのは出来なさそう。笑
麺屋 燕
麺屋 燕は空港にほぼ近い静岡県島田市に店を構えて15年になるラーメン店で、開店当初から私も足繁く通っているお店です。
島田市に2店舗、静岡市、清水市(エスパルスドリームプラザ)、袋井市、東名・牧之原SAと全て静岡県内に展開しています。
ここの元祖塩ラーメンはもう絶品です!
透き通ったスープと塩だしに細めのストレート麺が絡んで言うことなしで、これを求めていつ行っても島田市の本店は混雑しています。
食べログのラーメン100名店2017にも挙げられました。
それをお気軽に静岡空港では並ばずとも食べられるのはいいですね。
(行った時間帯が遅かっただけで昼間は静岡空港店も混んでいるかも知れませんが)
私が今回オーダーしたのは、カツオだしの効いた手火山かつお塩ラーメンとミニキーマカレー丼のセットですが、これもベースの塩味にかつおが程よく染み込んで美味しかった!


東海軒 富士見そば
東海軒はもともと静岡駅の駅弁屋産で、それから店舗展開した駅そばが富士見そばです。
ま、ですので、良くも悪くも駅そばですね・・・
フードコートFSZへの要望
県内の絶品ラーメンが多くの人に知れるのはいいことですし、それを他店の浜松餃子とともに味わえるのはフードコートならではの利点ですね。
ただ、残念な点もあります。
①代わりにおみやげ物屋さん「しずおかマルシェ」が狭くなった。
元々ピンクに囲ったエリアがお土産店だったのが、向かいの「しずおかマルシェ」というところだけになりました。
それなのに、「しずおかマルシェ」の一角にドーンと東京オリンピックグッズを扱ったエリアが占めてたりします。。。
その為、お土産物の種類などが減ってしまいました。。。
②営業時間を広げてほしい。
営業時間 10:30 〜 19:30であることのは残念。
つまり、国際線でいえば、、、
台北行(19:30発)、杭州行(20:30発)の人は早めに空港につかないと晩御飯を食べられません。
また静岡(日本)に戻ってきたけど、面倒だから空港でご飯食べてから帰ろうとした場合、台北(18:30着)、杭州(19:30着)便の利用者は既にお店が閉まっている可能性があります。
国内線だと、JAL/FDA共同運航の静岡ー福岡便に優しくありません。
FDA141/JAL3810 静岡 7:35発、FDA143/JAL3812 静岡8:40発の利用者はフードコート開店前、FDA148/JAL3817 静岡20:15着、FDA150/JAL3819 静岡21:20着の利用者はフードコート閉店後に静岡空港を利用することになります。
麺屋 燕は朝ラーの名店
せめて、麺屋 燕は静岡発の朝2便の運行前にオープンして欲しいなぁー。
何故なら麺屋 燕のある島田市、空港がある牧之原市・吉田町、藤枝市、焼津市といった静岡県内中部西寄りの志太榛原地区は、もともと朝にラーメンを食べる「朝ラー」習慣がある地域なんです。
麺屋 燕本店(静岡県島田市)も朝6:30開店。
とある記事を書いてて、これだと情報が偏ると思い、取材に来ました。
(単に書いてたら食べたくなっただけwあ。おはようございます。#朝ラー pic.twitter.com/tNQPdL2uGX
— とーます (@T_proof_35mm) 2018年12月19日
そういう文化も含めて伝えることが観光にも繋がると思うのですが。。。
② レストランは・・・?
改装前は3階に「沼津 魚がし鮨」がありましたが、これも改装中で3月末にレストラン海山というのがオープンします。
前の「沼津 魚がし鮨」は静岡空港唯一の飲食店だったので、魚がし鮨なのに天丼やラーメンなども売っている、それこそフードコートでした。
既にフードコートがオープンしましたから、ちゃんとした(?)レストランになるのかもしれませんね。
でも、沼津 魚がし鮨は悪くないけど、敢えて問いたい。
静岡地場企業にこだわるなら、そこは「さわやか」一択じゃないんですかー!かー!かー!(エコー)
youtu.be静岡空港にまだ近いのはこちらの吉田店です。
静岡空港への利便性がいいのは新静岡セノバ店ですね。
本数は少なくとも、静岡空港から静岡駅方面に向かうバスが地元のバス会社・しずてつジャストラインにより運行されていて、その終点にある駅ビル・新静岡セノバ内にあります。
レストラン海山の詳細もまだ明かされていませんが、まだまだスペースがあるので「さわやか」来ないかなー、いやホントに。
あまりにも静岡県民のソウルフードと化している+県外からも訪れるほどのハンバーグ好きには有名なので、いつ行っても混雑していて、逆に足遠くなってしまったので。。。
待ってます!笑
営業情報
フードコートFSZ (富士山静岡空港内)
営業時間:10:30 〜 19:30
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*1:なお、静岡麦酒の生ビールサーバーは国内線の待合室にもありますので、OKA-FSZ-CTSとANA修行をされる方でも、ほんの僅かな乗り継ぎ時間に「静岡」を味わうことができます。