
デロンギマルチダイナミックヒーター MDHAA15Wi-Fiを買いました
3月の頭に暖房器具を買いました。
これから春が訪れようとしている最中ですが、逆に言えば暖房器具が合わず処分しようとしている人、ショップの売れ残り、アウトレットを安く入手するチャンスとも言えます。
個人的な感想ですが、デロンギ マルチダイナミックヒーターはその特徴を理解できず、手放す人も多いと思います。
うまくいけば結構格安でも手に入れられるデロンギマルチダイナミックヒーター MDHAA15Wi-Fiをレビューしていきます。
デロンギ マルチダイナミックヒーターの特徴
デロンギマルチダイナミックヒーター はエアコンやストーブと違って、それ自身が温風を出す仕様ではありません。
本体表面は温かくなりますがそれでも60度ぐらいです。
内部の金属板を温めて、その遠赤外線の熱線による「輻射熱」で部屋の壁や全体が温まります。
そのため、エアコンやストーブ、ファンヒーターのように空気が熱されて乾燥することがほぼありません。
逆に言えば「輻射熱」で温まりますので、部屋の機密性は高い方がよく、昔ながらの壁が少なく襖や障子で部屋部屋が繋がっている、開け放たれている日本家屋には不向きです。
また、冷たい空気の入り口に置くのが効果的です、我が家ではベランダへの出入り口近辺に置いていました。
「輻射熱」で温まりますので、即断性は低く、寝室であれば睡眠の1時間ほど前からつけているのがベターです。
そして、ものすごく暑い、暖かいというより。じんわりと温い、といった感じです。
このあたりの特徴を理解せずに、温かくならない、効かない、とレビューを書いている人が多いです。
自分がデロンギマルチダイナミックヒーター を置きたい場所がある程度の機密性がある閉じた部屋かどうかも考慮しましょう。
私は軽量鉄骨性の我が家の寝室のテラス近くに置いて期待通りの働きをしてくれました。
デロンギ マルチダイナミックヒーターのラインナップ
デロンギマルチダイナミックヒーター は、その登場以来筐体のデザインが変わらず、大きく4種類登場しています。
似て非なる特徴を持っていますので、購入時にはその似通った型番にも注意して購入しましょう。
①デロンギマルチダイナミックヒーターWi-FiモデルMDHAA15WIFI-BK
今回の購入品、レビュー品になります。
最上位機種として、iPhoneアプリ、Androidアプリ、スマートスピーカーに対応します。
iPhoneアプリ名はDelonghi Confortアプリになります。
なお、アプリ制御が基本のため、専用リモコンは付属しません
本体全面のパネルでON/OFF、温度設定の操作はできます。
15条対応モデルのみが発売中。
②デロンギマルチダイナミックヒーターMDHU15,12,09
①からアプリ操作を削除したタイプ。
対応サイズに応じてMDHU15(15畳)、MDHU12(12畳)、MDHU09(9畳)があります。
タイマー運転は本体のノブと液晶画面を用いて設定。付属のリモコンは遠隔からのON/OFFに対応。
通常の睡眠、起床時間に合わせたプログラムタイマーは本体で設定、祝日などの二度寝、体調不良時のイレギュラーな運転にはリモコンで対応するのがおすすめです。
③デロンギマルチダイナミックヒーターMDH15WIFI(旧製品)
①デロンギマルチダイナミックヒーター MDHAA15Wi-Fiが発売される前のWi-Fiモデル。
ただし、機械がそのままWi-Fiにつながるのではなく、Apple TVを介してiPhoneにつながるという複雑な接続で、Androidやスマートスピーカー非対応。
iPhoneアプリもDelonghi Confortアプリではなく、Delonghi MDHというアプリを使います。
今、これを買う理由はほぼありません。
④デロンギマルチダイナミックヒーターMDH15(旧製品)
型番が②のMDHU15と似ていますが、別製品の旧モデルです。
本体のスイッチはほぼON /OFFのみ。
付属するリモコンでプログラムタイマーや温度設定などを行います。
実はこれからの買い替えなんですが、このリモコンが複雑怪奇w
9つのボタンで操るのですが、すぐみても何がどの機能なのか即解できず諦めてしまいました。
スマホを使える人は迷わず①デロンギマルチダイナミックヒーターWi-FiモデルMDHAA15WIFI-BK、スマホがない人は②デロンギマルチダイナミックヒーターMDHU15,12,09を購入しましょう。
(Amazonなどでも①MDHAA15WIFI-BK、の値下がりが激しく、価格差はほぼないのでスマホが使えるなら①MDHAA15WIFI-BKの一択ですね。
フリマなどで購入しようと考えている場合は類似している型番に注意して購入しましょう。
デロンギ マルチダイナミックヒーターの使い方
デロンギマルチダイナミックヒーターWi-FiモデルMDHAA15WIFI-BKはスマホアプリでコントロールします。
- アプリで暖房時の温度設定/消費電力量、ナイトモード時(入眠後、部屋があったまった後の温度設定/消費電力設定、結露予防での動作温度などが設定できます。
- 画面の右上のカレンダーマークから各曜日ごとのタイマー設定を行なってプログラム通りに動かすことができます。(寝溜めしたい土日だけ動作時間を長く設定したりできます)
- GPSを用いて家から離れた時に電源OFF、近づいた時、帰宅前に電源OFFという使い方もできます
- TOPの各種設定(カレンダーマークの横)から音声アシスト(Amazon AlexaやGoogle Home)に接続することができます
- Apple watchをつけて寝ると心拍数などを元に寝起きするタイミングに合わせてコントロールしてくれます。(Applw watch持ってないので試してないですが)
ただ、使ってみたところ、微妙に使いにくいところもありました。
- タイマーの設定は1時間単位、8:30などの分刻みではスケジュールの設定ができない
- タイマーは日を跨ぐ設定ができない。夜9時から深夜1時までつけたい場合は9時〜0時と、0時〜1時を個別入力する
- GPSのON/OFFは言言だけでなく、プログラム作動すら無効にしてします。節電のつもりでGPSで範囲外の時にOFFという設定をしたらプログラム設定が無効化されていて寝る前寝室が冷たかった。。。
デロンギ マルチダイナミックヒーターのさらに便利な使い方
若干使い勝手の悪いように見えるデロンギマルチダイナミックヒーターWi-FiモデルMDHAA15WIFI-BKですが、実は音声アシストAmazon Alexaと併用すると純正アプリよりも便利な使い方ができます。
音声アシストではありますが、全てを音声で操る必要はなく、連携したデバイスは「その他」から設定できる定型アクションでさらに細かい設定ができたりします。
例えば以下のように21:30〜、24度設定/消費電力50%で4時間待機(動作継続)、その後電源を切る、という使い方もできます。
Alexaでのデバイス操作、定型アクションでできないのは22.5度とか温度設定が1度単位というぐらいで、それ以外は組み合わせや「定型アクション」の組み方次第で純正アプリ裏便利な側面もあります。
動作開始のきっかけは21:30という時間だけでなく、たとえば以下のようなAlexa対応の温度計を設置すれば、「室温が何度以下に下がった時」というのをトリガーに動作させることも可能です。
デロンギ マルチダイナミックヒーターはこんな人にオススメ
- エアコンやヒーターなどで部屋を乾燥させたくない人
- じんわりほのかに温めたい人
- 設置場所が機密性がある部屋という人
- スマホを使っている人
最後のスマートスピーカーとの連携では対応デバイスの操作はAlexaサーバーを通じてデロンギヒーターに対して行われますのでAlexaアプリがあれば設定・稼働が可能です。
Echoシリーズなどのスマートスピーカーがなくても構いません。
ただ、あればさらに便利に音声でON/OFFの設定、温度dいじもも可能です。
Amazonなどではスマートスピーカーとのセット販売もありますので、ご興味あればそちらを購入してみましょう。
☆個別で購入した方が安い場合もあるのでご注意を。