Smart Helmetの1つ、LIVALL Helmetが新製品の出費を募集中です。
- Bluetooth ヘッドホンとマイクが仕込んであり、走行中にも走行時の音声フィードバックをiPhoneから得られます。音楽も聴けます。
- 後ろに存在を示す為のテールライトが組み込まれています。
- 付属のコントローラーで左右折時のウィンカーとして機能します。
- ただしこれらは全て手動なので曲がり終わったら手動で切る必要があります。
- 事故発生時にはその衝撃を加速度センサーで検知し、設定された緊急連絡先にSOSを自動で発信します。
- 走行中にグループの人とアプリを通じて連絡できます。
- ただしいずれも、利用者/緊急連絡先にもこのアプリをインストールしてメンバーになってもらう必要があり、一手間かかります。
- 加速度センサーは事故検知にのみ用いていて、速度の加減速でテールランプがブレーキランプとして作動するようにはなっていません。
- Mountain Bike HekmetとしてあるMT1は過去に発売されたBH100より軽量になり、頭部のLEDラインがなくなりました。
- Road Bike HelmetとしてあるB81Hは額部分に組み込んだ光学センサーで心拍数が読めるようになったことが特徴。
- 出資:2016年9月 $109ドル Road Bike Helmet(52% off) SPECIAL Early Bird perk
- Flexible goalなので、出資が目標額に達しなくても製品化に向けて動き出します。
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9/23現在、$77,488 USD (出資目標$50,000-の155%)が集まっています。
- 当初の発送予定:2016年11月
私は以前の機種のBH100の出資者だったので、そちらのレビューも載せておきます。
- 機能は新型のMT1とほぼ同じ。
- 先にも書きましたが、重量が450g。MT1は300gです。
- その重さの一因かは分かりませんが頭上にLEDのラインが組み込まれています。
- 出資:2015年8月 $129ドル Basic Pack
- 当初の出荷予定:2015年10月 → 入手:2015年10月末!(クラウドファンディングらしからぬぐらい正確に、しかもある日突然届いたという印象)
上記のように派手にLEDが灯ります。安全性と羞恥心のせめぎ合いです。
ま、1週間もしないうちに羞恥心はなくなりました。
安全優先というよりは、このライトを消そうとすると結構アプリの深い設定部分までアクセスしないと、頭上のLEDを消すことが出来ず、またこの設定を保存できない為毎回同じことを行うことが億劫になったからです。
MT1で頭上LEDがなくなったのはいいことかもしれません。
またテールランプはナイトライダーの如く左右に点灯が揺れます。
そのため、常時点灯が条件の自転車用常夜灯の要件は満たさないかもしれません。
賛否両論ありますが、音楽が聴けて音声フィードバックを得られるのが私が入手した理由です。
ややグレーですが、私のいる静岡県では、「ヘッドホン等の使用を直ちに禁止するものではありませんが、音量等によって、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえない状態が生じていると認められる場合には、交通違反になることがあります」とあるので、耳を完全に塞ぐようなヘッドフォンでなければ、まあOKでしょう。
BH100のスピーカーは耳の上に下向けに組み込まれています。(写真の銀色パーツ)
音はある程度の指向性がありますので、被っている本人以外への音漏れは少なめです。
尚、骨振動スピーカーではありません。
また、このアプリを介してのみ接続できるのではなく、汎用のBluetoothヘッドセットとしてiPhoneと接続できるので、他のアプリからの音声フィードバックも得られます。
つばの部分には電源と音量ボタン、音量ボタンを長押しすると曲戻し/飛ばしにも対応します。
この時点でお分かりのように、ユーザー同士の通信等を行わないならヘルメット本体で事足りて、ハンドルバーに別パーツのリモコンをつける必要はほぼありません。
上記のようなライトの切り替えが億劫だったり、SOSにはその受信者もこのアプリのメンバーになってもらう必要があったり、他の心拍数計などどの接続が不安定だったりしたのも手伝って、結局は純正アプリを使うことはほとんどなくなりました。
尚、接続はBluetoothのみで、ANT+は非対応です。
今のところ、快適ですが、心拍数計内蔵に惹かれてBH81Hに出資しました。
またBH100の出資者を対象にリコールプランが発表されており、$30の送料のみでMT1も手に入れる予定です。
差額を払ってBH81Hに出来ないかと問い合わせている人もコメント欄でみましたが、無理みたいでしたのでBH81Hを出資額が低いうちに出資しました。
(すでに$109ドルのプランは定員オーバーになったようです)
2つあってどうする?とも思いましたが、耐久消耗品なので数あっても困らないかと。
ちなみに、自転車用ヘルメットは意外とクラウファンディングで見かけます。
1つの国では利用者が少なく市場が小さくとも、全世界に向ければ利用者は多く、初期投資も低めに済むのでしょうか???
今回のBH81Hっぽいヘルメットというと以下の3種。
そろぞれでBH81Hで出来ないことが組み込まれていますが、過不足なく組み込まれているのがBH81Hといったところでしょうか?
(サイクリストとしてはBH81HがANH+対応なら完璧でした。。。)
Coros LINX
骨振動スピーカーをコメカミ部に組み込んだもの。
現在$120ドルから出資受付、2016年11月発送予定、すでに目標額には到達
Lumos
前照灯も組み込んだ方向指示機能付きヘルメット。
加速度センサーをもとに停止時に自動でブレーキランプ(その時だけ明るく光らせる)機能付き。
ただし方向指示は手動。
出資キャンペーンは終了していて、S149ドルよりPreOrder中。
LifeBEAM Smart Helmet
心拍数計内蔵ヘルメットの元祖。BH81Hと違い、Bluetooth/ANT+両規格対応。
またヘルメットとしてもLazerとコラボしており、安全面も安心。
(他のヘルメットも各国の安全基準をクリアしていますが、名の知れたメーカとのコラボとなると安心感は跳ね上がりますよね)
すでに製品として$199ドルから販売中。
日本でも38,000円で発売中?(ただメーカーHPに見当たらないような。。。)
心拍センサー内蔵のヘルメット「ジェネシス ライフビーム」 レイザーから新登場 - cyclist
届いたらまたレポートします。